追伸

大震災の発生から3ヶ月あまりが経過した6月18日、私と娘は被災地の岩手県陸前高田市に行ってきました。


今回の震災で犠牲になった方々の合同葬儀のためです。私は、変わり果てた故郷に、ただ言葉を失いました。かつて実家があった家は、土台を残してすべてが失われていました。周囲を見渡すと荒野が広がり、方向感覚をもつかめないほどでした。合同葬儀は仏式で行われましたが、その中にあって、主に問いかけ、肉親を失い、悲しみに暮れる多くの知人の上に、主の慰めがありますようにお祈りいたしました。


 この度、台北東門教会の牧師先生はじめ、多くの兄弟姉妹が引き続き熱い祈りと再び多くの義援金をお送りいただきましたこと、函館中央教会の二宮先生にお伺いしました。心から感謝を申し上げます。


 同封しました写真は、姉家族が住む仮設の住宅と、かつて私ども家族が住んでいた家で撮った写真です。台湾の皆様からいただいた義援金は仮設住宅設置のために感謝して使わせていただきました。本当にありがとうございました。


 改めて台湾基督長老教会並びに台北東門教会の皆様のお祈りと賜った義援金に感謝申し上げますとともに、いつの日か台湾を訪れましてお礼を申し述べたいと思います。引き続き復興のためにお祈りしていただけましたら幸いです。


在主

                                     2011年6月20日

NIINUMA  HIDEAKI

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